ドロップシッピングの現状

ドロップシッピングの現状はどのようなものなのでしょうか。アメリカで誕生したと言われるドロップシッピングが日本で普及し始めたのが2006年頃。在庫のリスクの少ない画期的なショップ運営ができるということで、一躍人気が高まりましたが、現在ではその人気はやや落ち着きつつあるように思います。とはいえ最も会員数が多いと言われる「もしもドロップシッピング」は会員数35万人ですから、決して人気がなくなったわけではありません。

最近では不景気の続く状態で副業を求める人たちがドロップシッパーになることも多く、はじめの頃の流行りに乗ってやっていた時に比べると、本気でショップ運営をしたいという人や儲けたいという人が増えているように感じられます。ネットショッピングやネットオークションなどが一般的になったことによって、逆にネットでもそう簡単にものが売れるわけではないという意識が一般の人の間にも広まったこともその理由にあるでしょう。ネット上には無数にショップが乱立しており、その中で自分のショップを選んでもらうということに努力が必要だということは当然ですし、ネットショッピングが普及したからこそ実感しやすくなったということもあります。また、残念ですがドロップシッピング詐欺が横行したことで、逆にドロップシッピングの認知度が高まったというのも事実です。そのため、ドロップシッピングと聞いて「リスクがあるものではないの？」と言う人もいるくらいで、警戒心が高まったことでドロップシッピングをやる場合にきちんと調べて本腰を入れてやる人が多くなっているということもあります。

詐欺などの横行が問題になったこともあって、悪質なDSPや人気のないDSPはかなり淘汰されており、現在会員数が多く人気のあるDSPは安心して登録できるところがほとんどです。とはいえ、そのサポート内容や商材にはDSPによって違いもありますので、よく調べて自分が使いやすそうなDSPを選ぶのがよいでしょう。