これがドロップシッピングだ!

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副業としてのドロップシッピング

ドロップシッピングを副業で行う人が増えています。在庫を持たずにネット上にショップをオープンすることのできるドロップシッピングは、実は副業として行うには大変都合のいい業態なのです。

たとえば、実際の店舗を副業で開店するというのは普通のサラリーマンには無理ですよね。しかし、ネットショップならば十分可能です。ネットショップの場合、注文は基本的にフォーマットやメールで行われるので、一日一度チェックすれば対応することができます。あとは決済を確認して商品を発送すればいいわけですから、ネットオークションで物を売るのと大きな違いはありません。ただし、朝から夕方、遅ければ深夜まで会社で働いているサラリーマンにとって、商品の発送はかなりの手間がかかります。運送会社が受付をしている時間帯に帰れるかどうかもわかりませんし、夜疲れて帰ってきてから商品を確認して梱包して発送するというのは、注文件数によってはかなりの負担にもなりかねません。その問題を一気に解決するのがドロップシッピングなのです。

ドロップシッピングを利用すれば、商品はメーカーが直接お客さんに発送してくれるので、ドロップシッパーは発送の作業を一切行う必要がありません。注文を受けて代金を受け取ったら、メーカーに連絡するだけです。ドロップシッピングサービスプロバイダ(DSP)を利用している場合はメーカーではなくDSPに連絡すればよいだけですし、決済のシステムなどもドロップシッピングサービスが提供してくれる場合もあるのでとても便利です。ネットショップを開設し、毎晩注文が入っているかを確認して、注文があればメーカーやDSPに連絡する、それだけならば忙しいサラリーマンにも十分にできますよね。逆に、実際の店舗で営業をしているお店が販路拡大としてネットショップを開設する場合は別ですが、素人がネットだけでショップを開設してそれを本業にできるほど利益を出すというのは大変なことです。在庫を抱える必要のある普通のネットショップの場合は特に、利益どころか上手く売れなくて赤字になることも珍しくありません。ドロップシッピングであれば在庫を抱える必要がないので赤字になるというリスクはなく、少しでも売れればお小遣い程度の利益が上がるなど、副業には最適の業態だといえるのです。

ただし、一般的には副業を認めていない企業が多く、副業を行うこと自体が会社の規定に背いてしまうこともあります。本業である勤め先でトラブルにならないように、副業が可能かどうかや、その副業に制限があるのかどうかなどをしっかり調べてから始めるようにしましょう。